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巻頭特集 04 した。午前の受講者は128名で、この中には 前日に宇都宮で開催された高次脳機能学会 主催のサテライトセミナーに参加された方々 もおり、高次脳機能領域や口腔(発声・発 語)領域に偏りなく聴講される姿には、言語 聴覚領域への向上心や探究心の強さを感じ ました。  午後の専門2は「介護領域の言語聴覚リ ハビリテーション」で、在宅総合ケアセン ター元浅草たいとう診療所、山口勝也先生 にご講演いただきました。受講者は106名 で老健やデイケアのリハビリテーションや介 護保険制度によるサービスなど福祉現場で の言語聴覚士の関わりがわかりました。  専門1・2のいずれも図や写真を多数使用 して紹介していただき、見やすくわかりやす い講演でした。この場を借りて講師の吉増 秀實先生、山口勝也先生にお礼申し上げま す。また第3回全国研修会(東京会場)の運 営に例年ご協力くださっている先生方や都 士会の先生方、協会事務所の方々に厚く御 礼申し上げます。  平成24年11月25日に開催された第3回 全国研修会(東京会場)に参加し、午前は吉 増秀實先生の「言語聴覚士が知っておくべ き歯科・口腔疾患と歯科的対応法−補綴的 発音補助装置、口腔ケアなど−」を聴講いた しました。学生時代に学んだ口腔内の解剖 や生理をはじめ、口腔疾患に伴う言語障害 について忘れかけていた知識を再確認する 良い機会となりました。私の勤める回復期リ ハ病院では、上顎癌や舌癌などの口腔癌の 患者に関わることは少ないのですが、術後 の口腔器官の形状に対して再建するか否 かで発語明瞭度に明らかな違いが出る結果 は、新鮮で興味深い内容でした。  午後の専門講座は、山口勝也先生の「介 護領域の言語聴覚リハビリテーション」でし た。通所リハの活動の中で利用者が喫茶店 や博物館に足を運ぶグループ外出訓練や地 域住民との交流会、さらに演奏会や畑づくり の紹介がありました。言語聴覚士は利用者 の社会参加を導きながらコミュニケーション の場の拡大が必要であることと、柔軟な発 想や行動力の大切さを改めて実感しました。 訪問リハでは、言語聴覚士による閉じこもり の防止や社会参加への援助、家族支援など をビデオ映像で紹介していただき、言語聴 覚士がどのように利用者やご家族に関わり、 生活場面にどのように介入するかを知るこ とができました。      今回の講座は、私にとって関わりの少ない 領域のお話でしたが、患者・ご家族からのご 質問に対して広い視野で的確な助言ができ るよう臨床に励みたいと思います。 第3回全国研修会 東京会場 参加記 研修から広い視野を学びとり、臨床に活かしたい 東京湾岸リハビリテーション病院 徳山 明子 吉増 秀實先生山口 勝也先生 東京会場実行委員