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standup_02d   6 / 7

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05 木村 そうですね。英語でもそうです。外国へ行って、間 違えるのが恥ずかしいから、しゃべらない。日本人はそういう 国民性があると思いますが、大人になるとよけいそういう傾 向が強いような気がします。 深浦 我々言語聴覚士は患者さんの代弁者になり、気 持ちを理解して周りに伝えていくことも必要であり、とても やり甲斐のある仕事だと思っています。ところで話は変わ りますが、言語聴覚士は、八割が女性です。 木村 そうなんですか。 深浦 そして、二十代、三十代が八割を占めています。つ まり、若い女性が圧倒的に多いのです。ぜひ、若い女性 の言語聴覚士に向けて、メッセージ、エールをいただけます か。 木村 とても忍耐力が必要なお仕事だと思います。患者 さんは一生懸命話そうとするので、先回りしすぎてもいけな いそうですね。その意味で、相手の気持ちを読むことが必 要ですね。相手の側に立って考えることが必要な繊細な 仕事だと思います。神経を使われると思いますが、社会に 必要な仕事だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたい と思います。 深浦 ありがとうございます。6月15日(金)、16日(土)に 福岡市で、日本言語聴覚士学会を開きます。二千人の言 語聴覚士が集まってきますので、みんなにも木村さんから のメッセージを伝えたいと思います。 木村 ぜひお伝えください。 森田 いよいよ来週、古賀さんが登場します。 木村 古賀さんですね。 森田 彼には、日本言語聴覚士協会の医療保険部の仕 事をしてもらっています。彼の演技はいかがでしたか。 木村 上手でした。すごく緊張なさっていましたが…。彼 は、私よりもお若いんですね、「緊張しています」とおっしゃ りながら、本番になるととても落ち着いていらして、俳優さ んかと思うくらい上手ですね、と言ったら、「患者さんを毎日 見ているので」とおっしゃっていました。 森田 古賀さんは、「木村さんが僕の緊張をほぐしてくだ さった」と。 木村 いえいえ。でも歳も近くて、古賀さんのお子さんもま だ小さくて、子供同士が同級生だったので、子どもの話に なりました。古賀さんの、言葉が出てこないときの「あっあっ あっ」という演技に感心しました。伊原さんや大竹さんも教 えていただき、練習なさっていました。 森田 第一話、第二話、第三話と、大竹さんと緑さんの言 語聴覚療法の場面がとても好評です。 木村 そうですか、ありがとうございます。 森田 多くの方が喜んでいます。 木村 脚本家の中園さんが話されていましたが、あのシー ンの評判がよかったのは、流暢にしゃべらないぶん、かえっ て伝わるのだと。大竹さんが一所懸命一言発すると、それ がすごく伝わる、ということだと思います。 鼎談●木村佳乃×深浦順一×森田秋子 古賀さんと共演!!…