本協会は、ことばによるコミュニケーションに問題を持つ方々に良質の専門的サービスを提供し、その生活の質の向上と社会参加を支援して
いくことを目的のひとつとしています。この目的を実現するために、本協会では言語聴覚士が自由に情報交換をし、ともに研鑚する場面を提供しています。具体的には学術集会や研修会、講演会などの開催、コミュニケーション障害に関する調査・研究、協会ニュースなど刊行物の発行、関連のある諸団体や障害がある方々との連携、交流などで、幅広い活動を積極的に行っています。日本言語聴覚学会に付随して、毎年、協会総会が開催されています。第10 回(2009)は岡山県倉敷市:川崎医療福祉大学で開催され、学会の発表演題数は251、参加者総数1,716 名と年々その規模、内容ともに充実しつつあります。

基礎講座、専門講座などで最新の情報や具体的な訓練・診断法などを学ぶことができます。全国の中核都市で年2 回ほど開催され、積極的な質疑応答も行われています。また、講習会も随時開催されおり認定コースと専門コースがあります。
各種言語聴覚障害の基礎、および、臨床に関する学術論文を掲載する学術専門誌『言語聴覚研究』を年3回(7月、11月、3月)発行しています。研究者はもちろん、臨床現場で活躍する言語聴覚士の方々に参考となる最新の研究や論文が多数掲載されています。
協会と会員を結ぶメディアとして、『協会ニュース』を年6回、奇数月の中~下旬に発行しています。言語聴覚士にまつわるトピックや協会活動の紹介、会員へのお知らせなど豊富な情報を掲載しています。
言語聴覚士としてのスキルを維持・向上し、障害に悩む方々の期待に応えていくには、つねに最新の知識に触れていく必要があります。そこで当協会では日本言語聴覚学会、全国研修会、認定言語聴覚士講習会、訪問リハビリ管理者研修会、日本発達障害ネットワーク年次大会など、様々な活動を定期的に実施。会員の方々の様々な要望に応えています。
日本言語聴覚士協会では、9月1日を「言語聴覚士の日」と定め、様々な広報活動を行なっています。1998(平成10) 年9月1日に言語聴覚士法が施行されたのにちなんだもので、言語聴覚障害や摂食・嚥下障害、そして、言語聴覚士について広く知っていただくことを目的として定められたものです。